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うつのこころ 抜け出すヒント 読む治療薬を読んで⑫うつが私に教えてくれたこと

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うつが私に教えてくれたこと

著者にとってうつとは、自分が無視し続けた激しい感情や生きづらさ、自信のなさ、ストレス場面からの逃走欲求などが表面化したものであった。

うつ状態から抜け出すことが出来たのは、うつになった原因を把握でき、これらの人生課題に向き合うことが出来たからである。

人生の課題を乗り越えていく中で、これまで自分を苦しめてきたパターンと異なる生き方を選択することで、うつの悪循環から抜け出せたのである。

過去を後悔することよりも、未来を描いていくことに視点をずらすことが出来たのも大きい。

うつの痛みを根本から和らげてくれたのは、内服薬ではなかった。いろいろな体験と行動をするなかで、自分の人生を取り戻して自信と慈愛を育てたことがうつの克服につながっていった。

うつが教えてくれた警告サイン

うつになり、「死にたい」と思うことで、社会生活のストレスフルな環境から逃げ出すことが出来る。

逃げることで、人生を立て直す期間を持つことができる。

うつの苦しみが、「歩みを止めなさい」「休みなさい」「仕切り直しなさい」と、心の痛みを表現してくれる。そのまま走り続けていたら命を失うことになっていたかもしれない。

社会からドロップアウトして、生きることさえも諦めたくなるが、その苦しい期間が、これからの何十年かの人生をどう生きていくのかを、見つめ直すきっかけとなる場合もある。

うつの経験は、人によっては強みとなり、ギフトとさえ思える場合もある。うつがこれからどう生きていけばいいかの羅針盤となる。自己成長や自分の人生を取り戻すためのきっかけを教えてくれるサインにもなり得る。

うつの真っ只中にいる人は、毎日が苦しいと思う。それでも何とか希望を見出そうと、情報を探したり、藁にもすがりたい思いであると思う。私自身がそういう状態を何度も乗り越えてきているので、気持ちがよくわかる。無理せず、ゆっくり休んでください。

著者は、うつのおかげで
「命を守ることができた」
「こころの声に寄り沿うことができた」
「自分を認めて受け入れ、愛することが出来た」
「同じようにうつ病で苦しむ人のために働きたいという人生のテーマが見つかった」
「生きているだけで幸せと感じられるようになった」
と答えている。

うつを乗り越えていく主役は「私自身」であり、自分で自分を癒していく長い長い道のりである。

うつを一人で向き合い続けるのは、苦しくて諦めてしまうこともあり得る。医療機関やカウンセラーなど、専門家の力を借りながら治療を進めていくのがいい。そのなかで、うつが人生にどんなメッセージを教えてくれているのかに耳を傾けることができれば、何かが変わっていくに違いない
信じて歩んでいこう。

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