無力感という心の貧しさ
ある事態に無力感を持つかどうかは、その人の心の問題です。
小さなことをしていても、その人が、自分のしていることを楽しんでいるかどうかです。
すぐに無力感を持ってしまう人は、心の貯金が無い人です。真の充足感を体験していない人。
心の貯金は生きるエネルギーです。
人生の様々なことを体験して、それを肥やしにして生きている人は、心の豊かな人です。
あなたは会社に行って周囲にいい顔をするのが嫌なのに、「嫌」と意識もせずに毎日会社にいっていい顔をしてました。毎日のことなので意識はされていないけれど、確実に心は日々傷ついています。
毎日のストレスが、あなたの心を傷つけます。あなたは毎日自分の生命力が少しずつ落ちていることに気がつかなかった。そしてある時に、会社に行くのが嫌になる。何をするのも嫌になるのです。
毎日の「自らを欺いた生活」の結果です。
心の中に自分の城を作ろう
学校でも会社でも、ノイローゼにならない人は、それぞれ「自分の城」を心の中で持っています。
心の中に自分の城を持っているから、社会の中で自分の位置が分かる。
生きることに疲れたら、休んでいいのです。今あなたが休んでいるのは、「自分の城」を心の中に作っているのですから。
この機会に生き方を変えよう
生きることに疲れたら、今頑張ることで物事を解決しようとするのではなくて、休むことで解決するようにしてください。
もう何もできなくなって休んでいていいのです。間違っていません。
人は、頑張ったり、疲れて休んだりしながら成長していきます。頑張るだけで成長するのではないのです。
頑張ることも生きることですが、休むこともまた生きることなのです。
無理をしても「そのことをすることが望ましい」という価値観を持っていたりはしませんか?
努力するとか、耐えるということを無条件に望ましいこととしてきたことが間違っているのです。
頑張ることだけでは何も解決しない。
生きることに疲れたあなたに今必要なのは、努力でも頑張りでもなく、休むことであり、この機会に生き方を変えることです。あるいは、人を見る目を変えることです。肯定的なことに目を向けることです。
努力と意志だけでは物事は解決できない。上手に生きる知恵が必要です。そうすれば、自分には明るい素晴らしい人生が待っていると信じることができる。
肯定的なことに心を向ければ、暗い顔をしていたのが、明るい顔になり、何かが違ってきます。
生きることに疲れた人は、長い年月の生き方の結果として、疲れたのです。ですから、長い年月をかけて元気になることを考えましょう。
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