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深い悲しみ・喪失体験(グリーフケア)の5段階とうつ発症の関係

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人は誰でも、愛する人の死、大好きなペットの死、事業の失敗、婚約破棄、受験の不合格、事故で体が不自由になる、不治の病にかかっていることを知る、等の大きな喪失や悲嘆を味わいます。

重大な喪失を経験すると、それが癒されるようになるまで、グリーフ(深い悲しみ)の5段階を全部通ります。グリーフ反応はうつとは違いますが、グリーフの第二、または第三段階にあまり長くつまずいていると、うつになる場合もあります。

目次

第1段階:現実を否認する

自分の身に起こっていることを信じないことで、これは通常長くは続きません。

第2段階:怒りが出てくる

自分以外の誰かに対する怒りです。例えば、死別した人のせいではないにしても、死んだその人に怒りを感じたりします。これは、親の死や離婚を経験した子供には必ず起こる、正常な反応です。

第3段階:怒りの対象が自分に向かってくる

重大な喪失が受け入れられ、その他の人たちへの怒りが出た後は、かなりの罪悪感を感じるようになります。この段階では、何でも自分のせいだと考える傾向があります。

怒り、恨みをすべて内側へ向けます。自己批判的な考えで、自分を糾弾し始めるのです。

たいていの人は、この段階を素早く通過(1~2週間)して、第4段階へ向かいます。

この怒りが内側に向かった状態に長くとどまり続けると、グリーフはうつに姿を変え、治療に数か月かかるようになってしまいます。治療無しでは、うつのまま一生を送る人もいます。

解決方法は、自分にとどまっているいろいろな感情や考えを全部吐き出すことです。喪失感や愛情、怒り、罪悪感など、ためこんだ全部の感情を出し切ることです。するとうつが晴れていきます。

第4段階:真の悲しみが訪れる

これは最も大切な段階で、かつ必要不可欠です。重大な喪失、逆転を体験する場合は、しっかりと泣くことが大切です。

重大な喪失に際して泣くのは、人間の通常の反応です。深い悲しみを表出させないで、蓄積させてしまうと、うつになって、長年それを引きずることになります。

思いきり泣くことで、早く第5段階へ移ることができます。

第5段階:癒されて意欲と喜びを取り戻す

喪失という現実の否認、外側と内側に向けられた怒り、真のグリーフがなされた後にもたらされる段階です。ここでまた、人生に立ち向かう意欲と喜びを再び取り戻します。

まとめ

人間は誰でも、大きな喪失を体験した後、5段階全部を通ります。

友人との死別などの重大な喪失では、成熟した大人でも全プロセスを超えるのに3~6週間かかります。

これらの5段階を知っていれば、早く、恐れも少なく5段階を過ごせることでしょう。

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